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Queue-itがデンマークのデジタル化大臣兼ジェンダー平等大臣と訪日

公開日:
更新日: 29 4 2024
Government trust
デンマークのデジタル化兼ジェンダー平等大臣の東京訪問(4月22日、23日)を受けて在日デンマーク王国大使館が主催した派遣団プログラムにQueue-itが参加しました。

 

2月8日にデンマーク議会で合意された新たなデジタル化戦略を受け、デンマークと日本の協働に向けマリー・ビエア・デジタル化大臣兼ジェンダー平等化大臣が東京を訪問。これに伴い実施された派遣団プログラムにQueue-itが選出され、東京大学や慶應大学など三つの会場で、オンライン・トラスト(オンライン上での信頼)を構築する重要性について講演させていただきました。

Jesper and Noriko

慶應大学にて

 

OECDの調査より、デンマークは世界の中でも政府への信頼度が高いことがわかっています。これは文化的、及び歴史的な側面から成り立っているといわれており、オーフス大学の政治学者Gert Tinggaard Svendsen によると、デンマークの富のうち最大で4分の1は、高い信頼性に起因するものであるといわれています。また、同様にデジタル化も進んでおり、2022年の世界電子政府ランキングでは1位にランクインしました。

 

Queue-itは、そのデンマークに拠点を置く仮想待合室の開発企業。オンラインでの信頼構築がもたらすビジネスインパクトについて着目し、仮想待合室を用いて企業が顧客と信頼関係を築くためのサポートを行っています。実際、昨年11月に69社の顧客企業を対象に行った自社アンケートの結果からも、80%の顧客がQueue-itを使用したことで、より販売・登録プロセスの公平性と透明性が上がったと回答し、86%の顧客がQueue-itを使用した後に、ユーザー体験が良くなったと回答しました。

 

今回の訪日では、Queue-itが考える「オンライン上での信頼の重要性とデジタル化」について日本の組織・企業に向けた講演を行いました。

Jesper presentation on trust

Queue-itCEOヤスパー・エッセンドロップ(代官山ヒルサイドプラザ)

 

プレゼンテーションの後のネットワーキングイベントでは、参加者から下記のような声をいただきました。

  • 「信頼の大切さは感じていたが、どうビジネスに活用するかまでの検討には至っていなかった。」

  • 「話を聞いて納得した。次に取り組みたい課題だと感じた。」

 

デンマークのデジタル化は、1968年のCPR番号(日本におけるマイナンバー)の発行に始まりますが、その当時から政府は信頼構築を重視してきました。信頼に基づいたデジタル化を成功させるには長期的な目線が必要ですが、Queue-itではこの道のりをサポートできるよう努めてまいります。

 

Delegation group photo

東京大学にて、参加者、大使館の皆様と

 

イェスパー・エッセンドロップ(CEO)のコメント

オンラインでの信頼を築くためには、公平性、透明性、信頼性が高く 人々に寄り添ったオンラインエクスペリエンスを企業や組織が提供できるようになることが必要です。日本でもこの講演をきっかけに、オンラインで構築する信頼性の大切さについて認識が広がり、自社顧客との信頼構築にむけてQueue-itを導入する企業が増えることを願っています。また、それを支えるために、Queue-itでは日本人スタッフを雇用し、日夜グローバルレベルで研鑽を続けています。

 

Queue-itで信頼のおけるデジタルサービスを

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